行元寺の建築物をご紹介します。
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山門享保20年(1735)建立 |
荻原の交差点から、山道を上っていくと、まず視界に飛び込んでくる大きな建造物。
朱色の外装と、華麗な彫刻が印象的で、左右に仁王像が配されています。
別名 慈雲閣といいます。
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鐘楼と歌碑 |
山門を通り、歩いていくと、左手に鐘楼があります。
朝夕2回梵音がこだまし、斉藤信夫作詞 海沼実作曲の「母さんたずねて」の童謡も聞くことができます。
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行元寺本堂天正14年(1586)建立 |
山門を通って、真正面に行元寺の本堂があります。建立されたのは安土桃山時代ですが、元禄時代に
拡張改造した房総屈指の大建造物です。
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十三重塔と客殿享和2年(1802)建立 |
江戸時代に建立された旧書院で伊八の「波図彫刻」などがあります。本堂の右手にあります。
行元寺の仏像と法具をご紹介します。
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本尊 阿弥陀如来立像<平安時代> 千葉県指定有形文化財 |
東頭山無量寿院行元寺のご本尊で、須弥壇上に観音・勢至菩薩を脇侍として安置されています。
記録によれば、平安時代の末に当山を再興した平重盛の守り本尊であるといわれています。
穏和な面貌、浅く柔らかな彫りによる衣文、ゆるやかな曲面による肉取り、優しい御手など、
定朝様如来立像の特色を示しています。
来迎印の阿弥陀さまで右手は衆生に対する呼びかけ、左手はその救済を表象されています。
京都辺での中央作で、最優秀なお姿です。
平重盛のあと当山を再興した、冷泉大納言の御持仏とされています。 柔和なお顔で全体に鍍金が施されており、善光寺三尊としては
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善光寺三尊 |
慈覚大師が唐から請来したものと伝えられています。 すさまじい龍の容貌に特色があり、大多喜城主 本多忠朝の請雨祈願
昭和初年まで雨乞いが行われ、霊験あらたかなところから「龍鈴さま」
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龍鈴 (金銅五鈷鈴) |
法華経の宝塔品により画かれた仏画で、虚空に宝塔が湧出し、
このほか金剛界と胎蔵界の曼荼羅が伝っています。
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法華曼荼羅 |